Webアプリケーション開発ガイド

Webアプリケーション開発の基本!ネイティブアプリとの違い

いざ!Webアプリケーション開発!

ネイティブアプリとの違い

ネイティブアプリとの違い

見た目はそっくりでも中身は大違い!?

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ネイティブアプリとは

Webアプリケーション開発の基本として覚えておきたいのが、Webアプリケーションとネイティブアプリの違いです。ネイティブアプリとは、PCやスマートフォンなどの端末で利用するアプリケーションソフトウェアのことです。Webアプリケーションとネイティブアプリでは、開発の方法やコスト、完成までにかかる期間などがそれぞれ違います。

具体的な違い

Webアプリケーションはネットワーク経由で利用しますが、ネイティブアプリの場合は端末にインストールして利用します。Webアプリケーションのプログラムはネットワーク上のWebサーバ内に保存されていますが、ネイティブアプリのプログラムはインストールした端末内に保存されています。ネイティブアプリはAPP StoreやGoogle Play Storeなどから端末へとアプリをダウンロードしなければサービスを利用できませんが、動作に関してはWebアプリケーションより速くなります。ただし、開発コストはWebアプリケーションよりもネイティブアプリのほうが高く、iOSとAndroidのネイティブアプリを開発する場合にはアプリ2つ分の開発コストがかかることになります。アプリ開発にかかる期間も、Webアプリケーション開発よりネイティブアプリ開発のほうが多くかかってしまいます。

両方を開発することもある

Webアプリケーションとネイティブアプリには、プログラムの保存先や動作の速さ、開発コストや開発期間などに大きな違いがあります。サービスを開発する際にWebアプリケーションかネイティブアプリどちらか一方のアプリを選択するのではなく、どちらのアプリも開発することがあります。Webアプリケーションとネイティブアプリの両方を持つサービスの一例としては、飲食店の評判を調べることができるサービスとして有名な「食べログ」があります。食べログのネイティブアプリをスマートフォンなどの端末にダウンロードすれば、アプリ専用の画面から食べログのサービスを利用することができます。食べログのネイティブアプリを持っていない場合でも、インターネットで「食べログ」と検索すればネイティブアプリの食べログとよく似た公式サイトからサービスを利用することもできます。
利用しているのがWebアプリケーションかネイティブアプリなのかわからない場合には、検索ブラウザ画面があるかどうかでアプリの種類を見分けることができます。近年では、ネイティブアプリのような機能を実装することが可能な「PWA」という技術によって、ネイティブアプリのように利用できるWebサイトも開発されています。

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