Webアプリケーション開発ガイド

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そもそもWebアプリケーションとは?

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Webアプリケーションについて

Webアプリケーションは、WebサーバとWebブラウザがデータのやりとりをおこなう際にそれぞれの背後で動くプログラムのことです。Webサーバの背後は「サーバサイド」、Webブラウザの背後は「クライアントサイド」と呼ばれます。現代のWebアプリケーション開発は、連携したサーバサイドとクライアントサイドのプログラムを稼働させるアプリケーションの開発のことを指していますが、Webアプリケーションの始まりはサーバサイド処理でした。

初期はサーバサイドのみ

初期のWebは静的で、ドキュメントはHTMLで記述されているだけのものでした。このころのWebページは、指定されたURLのWebブラウザがHTMLファイルをダウンロードし、解析された内容が表示されるというものでした。ユーザーがキーワードを入力して検索をすると、データベースに格納されているデータの中から該当するデータが画面に表示されるのがWeb検索の一連の流れです。画面に検索結果を表示するまでには、Webサーバ側でいくつかの処理が必要です。ユーザーの要求に応じてデータベースを検索した結果は、Webページに埋め込まれる形でHTMLとして生成され、Webサーバを経由してクライアントサイドであるWebブラウザに送られます。当時アプリケーション開発と呼ばれていたのは、サーバサイド処理に関する開発でした。サーバサイド処理とは、データを格納しているサーバ側で起きていることに関する処理のことです。

クライアントサイドのWebアプリケーション開発

クライアントサイドのWebアプリケーション開発が始まったのは、1990年代半ばのことでした。Webブラウザ上で動くJavaScriptをNetscape社が導入し、Webサーバとの通信なしでWebページの一部を更新することが可能になりました。それまでは、Webページを再表示するためにWebサーバと通信し、サーバサイドのWebアプリケーションで処理される必要がありました。

2000年代のWebアプリケーション開発

2005年にAjax(Asynchronous JavaScript And XML)が登場すると、WebページやWebアプリケーションが非同期の状態でもサーバからデータを取得できるようになりました。これにより、リロードなしでWebページのコンテンツを変更することが可能になりました。2011年にはHTML5が完成し、プラグインがなくてもマルチメディアを扱えるようになり、ドラッグアンドドロップのようなブラウザ上の処理も可能になりました。

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