Webアプリケーション開発ガイド

Webアプリケーション開発後の公開方法

いざ!Webアプリケーション開発!

開発したら次は公開

開発したら次は公開

公開するなら「PaaS」を活用しよう!

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開発したWebアプリケーションを公開する

Webアプリケーション開発をするなら、自作のWebアプリケーションを公開してユーザーからの反響を見てみたいと考えるかもしれません。そのような人の中にはサーバの構築も含めすべてのことを自前で行おうとする人もいますが、公開までにかかる時間とコストの面で考えるとサーバはレンタルがおすすめです。開発したWebアプリケーションを公開するためには、独自ドメインを取得してサーバを立ち上げなければなりません。独自ドメインとはインターネット上に設定する住所のようなもので、お名前.comやムームードメインなどのサービスで取得できます。インターネット上の住所である独自ドメインを取得したら、次はインターネット上の建物にあたるサーバを用意します。サーバをレンタルするなら、技術とコストの両面から考えてバランスが良いと思えるものを選びましょう。はじめてサーバをレンタルするなら、SqaleやさくらのVPSなどがおすすめです。

PaaSを活用して開発を効率化する

Webアプリケーションの公開までには、さまざまなプロセスを通過しなければなりません。自分ですべてのことをこなす方法もありますが、「PaaS」を使用すればWebアプリケーション開発から公開までの面倒なプロセスを大幅にカットできます。PaaSは「Platform as a Service」の略で、Webアプリケーション公開までの手順を代行するサービスのことです。PaaSなら、「サーバやルータの準備」「ネットワークの構築」「サーバの仮想化環境の整備」「OSのインストール」「データベースのセットアップ」「アプリケーション実行環境のセットアップ」のすべてを簡単に済ませることができます。

PaaSなら「Heroku」がおすすめ

前述のとおりWebアプリケーションを公開するまでにはさまざまな準備が必要ですが、PaaSの「Heroku」を使用すればWebアプリケーションの実行環境を簡単に作ることができます。公開したWebアプリケーションの利用者数が想定を上回るなら、サーバの容量を増やす必要が生じます。そのような場合でもHerokuがあれば簡単です。実行環境の整備にかける時間を短縮すれば、開発のほうに時間とエネルギーをより多く注げるようになります。
「Heroku」は拡張機能が豊富で、あとから追加で環境が必要になった際にも簡単に準備することができます。また、データのバックアップ機能やログを確認できる機能も備わっていますので、開発後の運用段階でのサポートも手厚いといえるでしょう。
Webアプリケーションの開発と運用の心強い味方ですので、まずは登録してみてはいかがでしょうか。

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