Webアプリケーション開発について考えるにあたり、Webアプリケーションに関する基本的な知識を身につけましょう。Webアプリケーションとは、WebサーバとWebブラウザがデータをやりとりする際に背後で動いているプログラムのことです。Webアプリケーションとネイティブアプリは同じようにも見えますが、それぞれ別の方法で開発されています。Webアプリケーション最大の特徴は、誰でもすぐに使えるところです。
サーバサイドとクライアントサイドのプログラムを稼働させるプログラムをWebアプリケーションと呼びます。Webアプリケーション開発の始まりはサーバサイド処理のみで、ドキュメントはHTMLで記述されているだけのシンプルなものでした。その後、1990年代半ばには技術の進歩に伴ってクライアントサイドの開発も行われるようになり、サーバサイドにあるデータに都度アクセスしなくてもブラウザ上でWebページのコンテンツを変更できるようになりました。
Webアプリケーション開発の基本として、Webアプリケーションとネイティブアプリの違いについて理解しておきましょう。Webアプリケーションはネットワーク経由で利用できるアプリケーションですが、ネイティブアプリはスマートフォンなどの端末にインストールして利用できるアプリケーションです。ネイティブアプリの場合、OSごとに開発を行わなければならず、コストも時間もかかります。近年は、ネイティブアプリのように利用できるWebサイトの開発も進んでいます。
今やインターネットを利用するさまざまな場面でなくてはならないWebアプリケーションですが、その代表的な特徴のひとつは、ブラウザさえあれば誰でもすぐに利用できることです。Webアプリケーションが普及する前は、プログラムをクライアントPCにインストールすることで利用できる「クライアントサーバシステム」が普及していました。Webアプリケーションの場合はステートレスな通信が可能で、プラットフォームやデバイスの違いにも左右されません。
サーバサイド処理から現在の形にまで変化してきたWebアプリケーション開発の基本について
そもそもWebアプリケーションとは?
フロントエンドとはWebアプリケーションでユーザーから見える部分のこと
フロントエンドバックエンドとはWebアプリケーションでユーザーからは見えない部分のこと
バックエンドWebアプリケーション開発では欠かせない知識
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