Webアプリケーション開発ガイド

Webアプリケーション開発のUI設計

いざ!Webアプリケーション開発!

UI設計のポイント

UI設計のポイント

ユーザーから愛されるために欠かせないUI設計

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使いやすくわかりやすいUI設計に必要なこと

Webアプリケーション開発の方法を考える上で欠かせないのがUI設計です。UIとは「User Interface」のことで、ユーザーとサービスの接点すべてを指すものです。ユーザーにとって使いやすくわかりやすいUIにするためには、開発側がいくつかのポイントを押さえておく必要があります。Webアプリケーションの場合、意味や要点を理解しやすいコンテンツを適度な情報量にまとめて優先順位をつける「情報の組織化」やユーザーが理解しやすい見出しをつけるなどの「名前づけ」、サイト内をスムーズに移動させる「ナビゲーション」が重要です。情報の表示方法や検索方法を工夫することで強化できる「情報の見つけやすさ」は、UI設計で意識すべき根本的な部分ともいえます。これら4つのポイントを意識しながらWebアプリケーションを開発するためには、ユーザーが想定していることを的確にとらえる想像力が必要です。

ユーザーが想定することを的確にとらえて表現する

例えば、スケジュール管理を目的として開発されたWebアプリケーションなら、最初の表示で期待されるのは「カレンダー」や「予定」など目的と直接関係がある情報です。WebアプリケーションのUI設計においては、ユーザーがそのWebアプリケーションを使用する場面に対する開発側の想像力が求められます。ユーザーが想定していることを開発側が的確にとらえることができれば、ユーザーの頭の中にある操作対象や操作方法を自然でわかりやすい形で表現できます。Webアプリケーション内の操作対象は、ユーザーが見てわかりやすいだけでなく直感的に操作できるものとする必要があります。操作対象や操作方法で個性を出そうとしすぎると、ユーザーの直感と現実にズレが生じてしまいます。ユーザーの満足度を高めるためには、ユーザーが容易に予想できない操作方法よりも慣れている操作方法のパターンを活用したほうがはるかに効果的です。
操作対象がユーザーから見てすぐに認識できるような状態になるよう設計することも大切です。テキストボックスで例えれば、テキストボックスに入力が可能なのか不可能なのかがひと目でわかるような表示方法にする必要があるということです。そうすれば、ユーザーが操作にストレスを感じることはありません。多くのユーザーは、こだわり抜いて作り込まれた複雑なWebアプリケーションよりも、ストレスなく使えるシンプルなWebアプリケーションを好みます。ユーザーが次にどのような行動を起こすのかを予想し、直感的に操作方法を理解するために最も有効な表現方法は何かを考えましょう。

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